ご挨拶
学会長 岡本 裕美
(一般社団法人 東京都臨床工学技士会 / 東邦大学医療センター大橋病院 臨床工学部)

臨床工学技士の未来への挑戦 ~ Shaping the Future Together ~
第37回日本臨床工学技士会は、「臨床工学技士の未来への挑戦 ~Shaping the Future Together~」をテーマに、2027年5月8日・9日に開催いたします。現在の臨床工学技士を取り巻く環境は、医療DXの進展、AI・データサイエンスの活用、タスクシフト/タスクシェアの加速など、大きな変革期を迎えています。医療機器の高度化や医療安全の重要性が増す中で、臨床工学技士には、従来の枠を超えた新たな役割と価値創出が求められています。
本学会では、昨今の医療情勢をふまえ、今後の臨床工学技士が医療の「未来」を受け身で待つのではなく、自ら創り出していく姿勢を共有するとともに、未来を担う若手が躍動できる大会となることを目指しております。さらに、臨床・研究・教育・産業界が一体となり、次世代の医療技術と職域の可能性を切り拓くことを目指し、最新技術の共有、臨床現場の課題解決、研究開発の推進など、未来の創造に向けた議論を深められればと思っております。
今回、副題として「Shaping the Future Together (未来を一緒に形づくる)」を掲げております。臨床工学技士の未来を考えるうえで、各組織との連携は欠かすことができません。また、各組織だけに限らず、各企業の皆さまとともに、未来を見据えた協働体制を築くことが、これからの医療を創り出す大きな力になると考えております。技術革新が加速する時代において、臨床現場の課題と企業の技術力、そして学術的知見が結びつくことで、初めて新たな価値が生まれます。本学会では、その「共創」の姿勢を大切にし、臨床工学技士が主体となって未来を形づくるための議論と実践の場を提供できればと考えております。
今回、「未来」と「共創」をキーワードに臨床工学技士が白鳥のように飛躍を目指す学会にしていきたいと思っております。当会委員が一丸となり心をこめて進めてまいりますので、皆さまと東京の地で、笑顔で会えますことを心より愉しみにしています。
末筆ながら、皆さまの益々のご発展とご健勝を祈念申し上げますとともに、本学会へのご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

