第50回日本歯科麻酔学会総会・学術集会

実習型バイタルサインセミナー

登録医・認定歯科衛生士向けトレーニングコース
~今日からレベルアップできるバイタルサインの読み方と偶発症対応~

日時

2022年10月29日(土曜日)10:00~13:00

開催地

昭和大学上條記念館3階 山百合(B会場)

対象

第50回学術集会参加者(対象レベルは、これから登録医・認定歯科衛生士を目指す方、登録医・認定歯科衛生士を取られている方、その他一般会員向きです。)

受講料

無料

定員

20名

申込方法

事前申込制です。8月1日(月曜日)10時より申込みを受け付けます。
申込みを終了しました。

※定員に達した場合は、予告なく締め切らせていただきます。
※頂いた個人情報は、本セミナー開催の目的以外には使用いたしません。

モデレーター

片山莊太郎(医療法人社団仁屋会 片山歯科医院)
立浪 康晴(医療法人社団星陵会 たちなみ歯科口腔外科クリニック)
城  尚子(愛知学院大学歯学部 麻酔学講座)

企画趣旨

 超高齢社会を迎えた日本では、歯科外来患者の多くが全身疾患を合併している可能性が高い。その場合、治療中に基礎疾患の増悪や全身的偶発症を引き起こす危険性も同時に高まる。安全な歯科医療を提供するため、歯科医師、歯科衛生士など歯科医療従事者はバイタルサインの評価、偶発症対応など患者全身管理に関する知識とスキルを習得することが必須の時代になってきた。生体情報モニタはバイタルサインを簡便かつ連続的に測定することができ、歯科治療時の全身状態の把握に有用であるが、その使用方法や数値の評価に関するセミナーはまだまだ少ない。そこで歯科医療従事者の全身管理に関する知識とスキルの向上を目的に、本トレーニングコースを企画した。
 われわれは4年前から学術集会で同様のコースを企画し、過去2回は対面形式で、昨年はZoomを利用したオンライン形式で本セミナーを開催してきた。毎回、申し込み開始から数日で定員に達することから、登録医・認定歯科衛生士のこの領域への関心の高さを実感している。皆様が本コースを受講することで、少しでも安全な歯科医療の普及の貢献につながれば幸いである。尚、本セミナータイトルに「登録医・認定衛生士向け」と付しているが、申込に対象者の条件は特に設けていない。これから登録医や認定衛生士を目指す方、また基礎的なことから復習したい方などなど、どの段階で参加していただいても学びのあるセミナー内容になっているので、是非とも多くの方の参加をお待ちしている。

 本コースでは歯科麻酔専門医/認定医がインストラクターとなり、以下の内容でハンズオンセミナーを行う。

  1. 生体情報モニタの使用方法(マンシェット、パルスオキシメーター、心電計の装着、および各種数値の解釈)
  2. 五感を活かした脈拍、呼吸の観察
  3. JCSによる意識レベルの評価
  4. バイタルサインシミュレーターを用いた全身的偶発症への初期対応(血管迷走神経反射、アナフィラキシーなど)

(※受講予定時間:約3時間)

インストラクター

稲田 裕仁(稲田歯科医院)
小川 美香(福岡歯科大学 診断・全身管理学講座 麻酔管理学分野)
金田 一弘(かねだ歯科)
岸本 直隆(新潟大学大学院歯学総合研究科 歯科麻酔分野)
今渡 隆成(医療法人仁友会 日之出歯科真駒内診療所)
道満 朝美(神戸市立こうべ市歯科センター)
星島  宏(東北大学大学院歯学研究科 口腔病態外科学講座 歯科口腔麻酔学分野)
水野  誠(水野歯科診療所)
宮内 美和(広島口腔保健センター)
渡辺 泰輔(医療法人 セントラル歯科矯正歯科クリニック)

主催

地域医療委員会

お問合せ先

地域医療委員会 E-mail:jdsa.chiiki@gmail.com

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