第32回日本レーザー医学会総会

ご挨拶

謹啓

第32回日本レーザー医学会総会 会長 馬場 志郎(北里大学医学部泌尿器科学教授)

 時下、皆様におかれましては益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。

 この度、2011年(平成23年)11月24日(木曜日)、25日(金曜日)の二日間、パシフィコ横浜アネックスホールにおきまして第32回日本レーザー医学会総会を開催させて戴く事となりました。

 今日のレーザーによる医療は、強力なエネルギーを用いて各種の病変を外科的に破壊する治療と、弱いレーザーで生体を賦活化させる治療(非外科的治療)があり、用いられる分野は広く各診療分野にわたり、またその基礎系計測技術は基礎医学や創薬の分野で応用されてきております。各領域で解決されていない技術(ニーズ)がある一方で、技術発展の目覚ましい進歩により思わぬ方面での研究成果(シーズ)が生まれつつあるレーザー医工学分野では、このような多分野からの参加者が一堂に会して意見を交換させることはきわめて意義深いものがあると考えます。このような理由で、第32回日本レーザー医学会総会のテーマを「レーザー医学;研究ニーズとシーズを語る」とさせていただきました。

 本総会を実り多きものとする所存でございます。多くの皆様の参加をお待ちしております。何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白

第32回日本レーザー医学会総会 会長 馬場 志郎
(北里大学医学部泌尿器科学教授)