第37回日本小児腎不全学会学術集会

会長挨拶

 このたび、2015年11月26日(木曜日)、27日(金曜日)の2日間にわたり、石川県加賀市、山代温泉・ゆのくに天祥にて第37回日本小児腎不全学会を主催させていただきます大阪医科大学小児科の芦田です。第37回の本学会を主催させていただきますこと大変光栄に存じ、その大きな責任に身の引き締まる思いです。

 本学会は、昭和54年小児腎不全研究会準備委員会として開催され、第17回大会(平成7年)より小児腎不全学会として発展してまいりました。本学会の伝統は、腎疾患を持つ子供たちや親御さんに、予防、診断、治療から腎代替医療に至るまで、最新の医療を提供することを目的に、腎臓小児科、腎臓内科、泌尿器科、移植外科を中心とする各科医師、看護師に加え、臨床工学技士、検査技師、栄養士、ソーシャルワーカー、コーディネーターなどの多職種の人が集まり、膝を突き合わせながら討論・研鑽するということです。この目的のため、代々の学術集会は温泉地で開催され、懇親会に至っては全員が浴衣姿で座敷に会し、日ごろの診療上の小さな疑問から、小児腎不全医療の進むべき道といった大きなテーマのまで年齢、職種、専門領域をこえた忌憚のないディスカッションが夜更けまで繰り広げられてきました。第37回の本学会もこれまでの伝統を重んじ、多職種の人が、老若男女を問わず忌憚のない活発な議論ができるよう、学会開催地として石川県加賀市の加賀温泉・ゆのくに天祥といたしました。また、会期は、腎臓、泌尿器、移植関連の学会開催時期や、かにの解禁時期(?)を考慮し、通常より約1か月遅い11月26-27日の2日間に設定させていただきました。

 会場への交通アクセスは、平成26年4月には北陸新幹線が金沢まで延伸開業し、東京より金沢経由で約3時間の距離となります。また、関西からは、サンダーバードで約2時間、空路では小松空港より車で20分程度と非常に利便性がよくなっております。

 この2日間、多くの先生方、看護師の方々をはじめとする小児腎不全医療に関わる様々な職種の方々に参加していただき、学術集会での十分な研鑽と加賀温泉郷山代温泉の湯、北陸の味を堪能していただけましたらと存じます。何卒、よろしくお願い申し上げます。

第37回日本小児腎不全学会学術集会
会長 芦田 明
大阪医科大学 小児科

このサイトについて|Copyright © 2014 - 2015 第37回日本小児腎不全学会学術集会 All Rights Reserved.